住宅ローンが返済不可になったらどうする?対処法について解説

住宅ローンが返済不可になったらどうする?対処法について解説

長引く不況で、住宅ローンの支払いが厳しくなってきているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住宅ローンの支払いが厳しい状況の場合、無理をしてキャッシングで補填したり、放置するのはおすすめできません。
ここでは、住宅ローンの支払いが厳しい場合の対処法や滞納を続けるリスクについて解説します。

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住宅ローンが返済不可になりそうな場合の対処法

住宅ローンが返済不可になりそうな場合は以下のように対処しましょう。


金融機関に相談する
住宅ローンを借りている金融機関に相談して、「一定期間の返済猶予」や「返済期間の延長」などのプラン変更ができないか相談してみましょう。
また 金利が高い場合は、低金利の金融機関に「借り換え」をおこなうのも効果的です。


保険適用の可否を確認する
病気による収入減の場合は、保険が適用できないか確認してみましょう。
住宅購入時に加入した団体信用生命保険は、特定の疾病のとき保険金が出る場合があります。


家を売却する
売却価格を試算してローン残高より売却価格が高いなら、売却金で住宅ローンを完済することができます。
すでに住宅ローンを滞納している場合には以下のような対処法があります。


任意売却する
住宅ローンを借りている金融機関の合意を得て家を売る方法です。
通常は ローンを完済して住宅ローン借入時に設定された抵当権を抹消することが売却の条件ですが、任意売却なら残債があるままでも売却ができます。


個人再生を利用する
債務整理の1つで、裁判所の認可を受けて借金を5分の1~10分の1程度に減額してもらう方法で、以下の要件があります。

●毎月の返済能力がある
●原則3年(最大5年)で完済できる
●住宅ローン以外の借金総額が5千万円以下
●債権者のうち過半数の反対がない

住宅ローンが返済不可になった!競売までの流れ

住宅ローンを滞納すると 以下の流れで競売に進みます。

●住宅ローンを一定期間以上滞納する(約3か月)
●金融機関から督促状が届く
●金融機関から一括支払いを請求する通知が来る
●保証会社が金融機関に残りのローンを返済する(代位弁済:約6か月)
●保証会社から一括支払いを請求する通知が来る
●競売にかけられる


競売まで進んだ後も支払いが免除されるわけではありません。
マイホームを失ったうえに借金だけが残り、さらに自己破産へと進むケースも多くあります。

住宅ローンが返済不可になっても売却できる?任意売却とは?

住宅ローンを払えずに不動産を売却する場合、もっともメリットが大きいのは「一般売却」です。
しかし、「売却代金(+自己資金)で住宅ローンが残債できない」「すでに数か月滞納しており、残りの住宅ローンを一括返済できない」などの場合、「任意売却」か「競売」しか選択肢がありません。
前述のとおり 任意売却とは「金融機関の許可のもとに残債があるまま売却すること」で、債務者が競売を回避するための救済方法でもあります。
任意売却は自分の意思で売却できる、相場に近い額で売却できるといったメリットがあります。
資金に余裕がない場合は、競売手続きに進む前に任意売却を検討しましょう。

まとめ

住宅ローンを滞納するリスクや、支払いが厳しくなった場合の対処法について解説しました。
支払いが厳しくなった場合は、1日も早く金融機関や不動産会社に相談することが重要です。


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