相続した不動産が空き家になった場合の管理方法やデメリットについて解説

相続した不動産が空き家になった場合の管理方法やデメリットについて解説

別荘や親が住んでいた実家が空き家となり、十分な管理ができいないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、空き家の管理や放置リスク、対策方法などについて解説します。

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所有する不動産が空き家になった場合の管理方法

所有する不動産が空き家となった場合、以下の方法できちんと管理することが大切です。


換気
人が住んでいない家は湿気が溜まりやすく、家を腐らせる原因となります。
これを防ぐには、定期的に換気をおこない湿気を逃がすことが大切です。


通水
水道を使わずに放置すると、水道管が錆びて破裂する可能性があります。
また 水道管の中ある水が蒸発して乾き、下水管からのニオイが水道管を伝って流れんだり、害虫やネズミが侵入することもあります。
月に1度は通水をして水道管に新しい水を送り込み、乾きを防止すると同時に錆びや異常がないかを確認しましょう。


掃除
掃除は室内だけでなく庭の手入れまでおこないましょう。
とくに庭は 放置すると雑草が生い茂り、害虫が発生するなど近隣に迷惑をかけることになります。
遠方に住んでいて庭の手入れが難しい場合は、防草シートや除草剤などを活用するのも効果的です。
その他にも、雨漏りやが外壁のヒビ、近隣に被害を及ぼすような異常がないか、防犯上の不審な点などもチェックが必要です。

相続した空き家を放置した場合のデメリット

空き家のになった不動産を放置した場合、以下のようなデメリットがあります。


価値の下落リスクがある
家を管理せずに放置すると、急激な老朽化が進むだけでなく、シロアリやネズミなどの被害も発生しやすくなり、物件としての価値は下落していきます。


特定空き家に指定される
2015年5月より施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、特定空き家に指定される可能性があります。
特定空き家に指定されると、最終的には行政代執行によって強制的に取壊しがおこなわれ、取壊し費用に関しては、所有者に請求されます。


所有者責任が発生する
民法によって「空き家所有者は、建物の崩壊などに起因する事故で、建物の設置または保存に問題があった場合、自己に過失がなくても責任を負わなければならない」と定められています。
したがって、ブロック塀が崩れた、瓦が飛んで他人にけがをさせたなどの被害が発生した場合、所有者の責任になります。

相続した空き家の解決策

相続した空き家問題の解決策には以下のようなものがあります。


解体する
建物を解体して更地にすれば、駐車場などにして活用できます。
解体費用が必要ですが、自治体によっては助成金や補助金などが出る場合があり、何より空き家を管理する悩みから解放されます。


譲渡する
無償になる可能性が高くなりますが、誰かに譲り渡すことで、毎年かかる固定資産税の負担がなくなります。


売却する
空き家を売却するには「家付きのまま売る」「更地にして売る」「リフォームして売る」といった方法があります。まとめ

空き家の放置はさまざまなリスクがともないます。
時間がたつほど資産価値も下がるため、できるだけ早く対策をおこないましょう。


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